熱中症警戒アラートを知っていますか。
環境省が設置している熱中症予防情報サイトでは、日本各地58の観測地点で、朝5時と夕方17時に熱中症警戒アラートを発表しています。
7/28の朝5時の発表では今年最多となる40の観測地点でアラートが発令されました。
熱中症警戒アラートは対象地点の「気温」「湿度」「輻射」によって「暑さ指数」を定め、これが33以上になると発令されます。
なにそれわかりにくい。
気温に近い数値で出しちゃダメでしょ。
また、暑さ指数は指数ごとに熱中症の警戒レベルを設けてあります。
25未満:注意
25~28:警戒
28~31:厳重警戒
31以上:危険
で、33超えたらアラートが出るという仕組みですね。
いつだって注意は必要、ということです。
それにしてもわかりにくい。
わからせるつもりなんてない、まである。
たしかに暑いときは本当に危険なので気をつけないといけないです。
それはもう命がかかってますからね。
ちなみに熱中症警戒アラート発令時には
〇外出を控えエアコンで温度調節
〇屋外やエアコンのない屋内での運動の中止・延期
〇普段以上に熱中症予防行動を実施
〇熱中症リスクが高い方への呼びかけ
〇暑さ指数を適時確認
といった熱中症予防行動が必要になります。
熱中症予防行動のなかに熱中症予防行動の実施っていれたらマトリョーシカみたいになるじゃんか、と思ってしまいますが、たしかSDG’sのときもそうでした。
すぐに目的と行動を混同してしまうという残念な概念。
でも、たとえばですけど配送とか遅れたら文句言いますよね。
理由が「暑かったから」とかだったらもうクレームになるじゃないですか。
誰かの仕事にかかわるとそのあたり、日本人は特に不寛容というか、ひどく攻撃的なところありますよね。
暑いからとか言って仕事に支障が出たら怒られたりするわけですよ。そんなの関係ないだろ、って。
じゃあどうしますか。24時間戦えますか。
あ、夜なら暑くないかも・・・あ、でも深夜の労働規制もそろそろ始まるんでしたね。
踏んだり蹴ったりの至れり尽くせりじゃないですか。
どうしましょうね。
結局、寛容にはなれないということであれば、とにかく、気をつけましょうということでね。
ではまた。