銀行預金がどうやって生まれるか、ご存じですか?
銀行は、個人や企業が設けた銀行口座に預けた預金を元手にして、貸出しを行っているのでしょうか。
実は、違います!
その反対に、貸出しによって、預金という貨幣が創造されるのです。
例を挙げると、私が銀行から100万円を借りるとします。
すると銀行は、私の預金通帳に100万円と書き込みます。
これで、100万円が生まれました。
いわゆる、万年筆マネーによる信用創造です。
直感的には理解しづらいですが、これが実態です。
銀行は貸出しの元手となる資金の量的制約は受けませんが、もちろん無限に貸出しが出来るわけではなく、借手の返済能力や中央銀行に対する一定額の準備預金を設けるという制約はあります。
今回のブログは、下記を参考にしました。
ご興味がある方は、是非ご参考ください。
中野剛志「奇跡の経済教室(基礎知識編)」(KKベストセラーズ)
第200回国会 内閣委員会 第2号 安藤(裕)委員の信用創造に関する質問
(https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/000220020191023002.htm)