ガリレオ・ガリレイが天体望遠鏡により初めて天体観測をしたのが1609年。
今年は、それから400年の記念の年にあたり、「世界天文年2009」とされています。
その世界天文年2009のスローガンが、
「宇宙・・・解き明かすのはあなた(The Universe:Yours to discover)」。
私はこのスローガンをみて、山口百恵の名曲「さよならの向う側」を思い出しました。
「何億光年 輝く星にも寿命があると 教えてくれたのはあなたでした。♪」
うーん、20世紀の名曲です。たまらなくいいですねぇ。
さて、世界天文年の今年は、全国各地でいろいろなイベントが企画されていますが、
先月24日、三鷹の国立天文台で開催された「三鷹・星と宇宙の日」に行ってきました。
(1)「ALMA計画」のミニ講演会。
http://www.nro.nao.ac.jp/alma/J/photonews/index.html
※ALMA計画 80台の大型電波望遠鏡を使用する壮大な国際プロジェクト
http://www.nro.nao.ac.jp/alma/J/index.html
(2)講演会
① 家教授「すばる望遠鏡から30m望遠鏡へ」
天文学者の業績だけでなく、人物像に迫る内容でした。
②石黒教授「電波望遠鏡の進化と電波天文学の進展」
http://www.nao.ac.jp/open-day/kouen.html#kouen1
家教授の話によると、30m望遠鏡が完成して、月を観測出来るようになると、
理論上は月面でホタルが光った様子を地球の望遠鏡で観測ができるそうです。
ガリレオが月を観測したときのことを考えると、「人類の進歩」って偉大ですね。
また、来月12月3日~6日に国際フォーラムで「宙博2009」が開催されます。
宇宙太陽光発電、電気自動車など環境に関するイベントもたくさんあり、
かなり面白そうです。子供連れでも楽しめそうです。
4日には、若田光一飛行士がスペースシャトルのクルーとこられるそうです。
http://sorahaku.jp/2009/topic/shuttle.html
子供も楽しめるワークショップもあるみたい。
http://sorahaku.jp/2009/highlight/workshop.html
最後に、流星群の話を・・・。
明後日の11月18日には、しし座流星群が近づくようです。
http://www.astroarts.co.jp/alacarte/2009/200911/1118/index-j.shtml
できることなら、ゆっくりと天体観測したいですね。