パラリンピックの選手の活躍は素直に感動します。
障害を負いながらも打ち込むものを見いだしチャレンジする姿から元気をもらえます。
パラスポーツは障害に応じてルールがそれぞれ異なり、参加者が楽しめるようになっているからこそ、
選手もやりがいを感じて取り組めるのだと思います。
最近「無理ゲー社会」という本を読みました。
現代社会はさながら、攻略が極めて困難なゲーム「無理ゲー」に強制的に参加させられているようなもので、
多くの人が閉塞感を感じていて、様々な社会問題の起因になっていると指摘しています。
「自由と自己責任」という価値観の下、才能と努力の結果が評価基準とされる社会であるものの、
実際には、才能は基より努力できるか否かでさえも半分以上は遺伝的な要素であり、
こうした先天的な優劣の格差は世代を重ねるごとに拡大していくようになっている。
圧倒的に不利な条件でも、同じルールで競わなければならないという状況は、もはや「無理ゲー」だと。
確かに、まったく勝ち目のないゲームに強制参加させられるとしたら、全然楽しくないですね。
参加するゲームは、創意と工夫や練習次第で、自分にも勝ち目のあるものでないとやる気もでません。
どのゲームを選ぶか。
自分流にルールをアレンジするか。
同じルールで楽しめる仲間を見つけるか。
変えられることを見つけて、楽しくプレーしたいですね。