ソリトンシステムズというITセキュリティの会社が、「日本人のパスワードランキング2020」というレポートを公開しました。
このランキングでは、2020年に日本で発生した232の情報漏えい事件を分析し、使われていたパスワードのランキングが報告されています。
いわば、日本におけるダメなパスワードのランキングです。
世界版もあるのですが、ひとまず日本の分を紹介します。
1位「123456」
2位「password」
3位「asdfghjk」
4位「12345678」
5位「123456789」
6位「asdasd456」
7位「111111」
8位「1qaz2wsx」
9位「19980621」
10位「123123」
はい、こんな感じです。
単純な数字の羅列はダメというのがよくわかります。
2位「password」はありがちなやつですね、面白いとでも思ってるんでしょうか。
3位と6位、8位はPCのキーボード配列のとおりに押しているだけなので、これも安直な感じがします。
で、9位。
「19980621」ですって。なんですか、これ。たまたまなんですかね。
まぁ、232件という件数が多いのか少ないのかも判断が難しいのでなんともいえない感じがしますが。
調べてみたところ、1998年6月21日はサッカーワールドカップフランス大会でアルゼンチンがジャマイカを5-0でコテンパンにした日です。
ちなみに、個人名別のランキングも作成されていました。
1位「sakura」
2位「takahiro」
3位「masahiro」
4位「nakamura」
5位「makoto」と続きます。
10位までのランキングはほとんど名前の方がランキングしていますが、唯一4位に「nakamura」という性のほうがランクインしています。
もちろん「sakura」さんも性のほうかもしれないですけどね、そもそも人名由来ではない可能性もありますよね。
となると「makoto」も人名由来ではない可能性があります、新選組の人たちとか。
「nakamura」さんは自身の名前をパスワードにしがち?ということですかね。
とにかく、パスワードの取り扱いには気をつけましょう、ということですね。
ではまた。