2019年に国交省が日本を代表して世界に誇れるサイクリングルート「ナショナルサイクルルート」として、茨城県の「つくば霞ヶ浦りんりんロード」、琵琶湖一周の「ビワイチ」、瀬戸内海と横断する「しまなみ海道サイクリングロード」を指定しました。今回は、上記のうち、しまなみ海道をサイクリングしてきたときのお話です。
しまなみ海道サイクリングロードは、広島県尾道市から愛媛県今治市までの全長約70kmに及ぶサイクルコースで、向島、因島、生口島、大三島、伯方島、大島を横断するコースです。私は、尾道からスタートし、最初は瀬戸内海のきれいな景色を堪能しつつでしたが、因島に渡る大橋でこのサイクリングコースの大変さが分かりました。島から島への橋は、船の通りがあるためか海面から高い位置にあり、橋の渡るのにアップダウンが凄いのです。(しかも橋は6つ。)因島当りから完走できるかなと不安になりながらも、現地の人にがんばれと応援いただき、サイクリストとの交流もあり、約8時間(お昼休憩、観光含む)で完走できました。
最後の橋の来島海峡大橋まで来ると、逆にこの70kmに終わりが来ることが悲しく、完走したときの達成感は凄まじかったです。(達成感のまま、今治から道後温泉へ、宇和島の鯛めしをいただき、温泉で余韻に浸りました。)
自転車は尾道や今治でレンタルでき、目的地で返却も可能ですし、2日がかりで往復もできます。また、荷物も当日便で送り受取ができ、荷物が多くても大丈夫です。70kmは厳しいという方は、途中でバスやフェリーでショートカットする方法もあります。景色が良く、道もサイクリング用のレーンがあり気持ちよく走れますので、ぜひおすすめします。
残すは、つくばとビワイチ! 楽しみです!