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- オンライン・コンサート ~新市場は定着する?~
小谷野です。
経済が縮小しているニュースばかりですが、新市場が生まれるニュースが
ありました。オンライン・コンサートです。
サザンオールスターズのオンライン・コンサートのチケット(3,600円)を
18万人が購入して約50万人が視聴したと報道がありました。
会場への移動が不要なので地方にいてもライブが楽しめる、
チケットに売切がない、価格がお値打ち、密がないなど、
コロナ禍のファンにはメリットが多いようです。
主催者側においても会場の収容人数に関係なく、無制限にチケットが販売可能で、
販売増加にともなうコスト増は小さいと思われます。
また、盲目の天才ピアニスト、辻井伸行さんが行っている、
オンライン・コンサートも話題になっています。
毎週末にオンライン・ライブがあり、ライブ配信をみた以降も
24時間繰り返し見られて、1回1,800円です。
6月に4週連続で行ったオンライン・コンサートが好評で、
追加で7月3日(土)今週末も若手ヴァイオリニスト三浦文彰さん
(23歳で大河ドラマ真田丸のオープニングテーマの演奏をした方として
有名でしょうか)とのデュオを開催してくれるようです。
音楽ホールにいるよりも手元の動きがよく見えて、
楽器を演奏される方々は演奏技術の勉強にもなるそうです。
これらのオンライン・コンサートを、WITHコロナの一時的な成功ビジネス
という人もいますが、少なくとも今後、リアル(3次元)とオンライン(2次元)の
ハイブリッドでの提供スタイルは定着しそうです。
さらに5G等の通信革命により、単純な2次元では無く、自宅における3次元投影で、
臨場感あふれるコンサートが楽しめるのも遠くない気がします。
少しズレますが、e-sport(昔風に言うとTVゲーム)の世界でも、
他人がやっているゲームの画面を見るのにお金を払うそうです。
2次元の世界であっても、通常の3次元のスポーツ観戦と全く同じ感覚のようです。
男子中学生が将来なりたい職業 (ソニー生命2019年調査)
1位:ユーチューバー(動画投稿者)
2位:プロゲーマー(eスポーツプレーヤー)
3位:ゲームクリエーター
4位:ITエンジニア・プログラマ-
5位:社長など会社経営者・起業家
昭和のおじさんは、取り残されている感があります。
なりたい職業不動の上位はサッカーや野球選手と思っていました。
~インベーダーゲーム*の名古屋(壁)撃ち王であった、小谷野でした~
*1978年頃大ヒットした、タイトーが開発したシューティングゲーム