代表 小谷野幹雄のブログ

2020年03月19日究極の臨機応変~アメリカ海兵隊マネジメント~

小谷野です。

 

長年、気になっていたビジネス本をようやく入手して読みました。
米国ジャーナリスト、デビッド・フリードマン著ダイヤモンド社発行の『アメリカ海兵隊式経営』です。

 

世界最大最強と言われるアメリカ6軍(*)のうち、海兵隊にかかる本は数多くありますが、

このマメネジメント本はとても分かりやすく書かれています。

海兵隊のマネジメント原則の見出しを以下紹介します。

各項目の詳細な説明はなくても伝わってきます。

 

(原則1)70%の解決をめざせ
(原則2)命令は単純かつ明確に要約する
(原則3)組織の能力に応じた目的をみつける
(原則4)環境変化のスピードと複雑さについていけ
(原則5)三点法則を使え
任務や目標は3つに絞ると効率性が高い
(原則6)現場で判断できる権限を与える
(原則7)最前線の小チームを重視する
(原則8)特別任務は、それに特化したMAGTFで行う

MAGTF:世界中の部隊から目的別に招聘して流動的に編成する混成部隊
(原則9)厳しい試練をくぐり抜けてきた者を採用する
(原則10)猛訓練を課す
(原則11)あらゆる意思決定のパターンに精通する
(原則12)広範なジョブ・ローテーションを行う
(原則13)目標を指示する。やり方は指示しない
(原則14)組織の全員に知性を求める
(原則15)失敗を奨励する
(原則16)人事関連ポストの魅力を高める
(原則17)現場の人間を尊敬する
(原則18)部下に率直な意見を期待・要求する
(原則19)仕事に役立つ価値観を共有する
(原則20)対立概念のバランス感覚を磨く
(原則21)構成員としてのアンデンティティを確立する
(原則22)自分の長所で敵の弱点を突け
(原則23)先手を打て、敵の意表を突け
(原則24)速いテンポで動け
(原則25)計画は単純にし、変更しやすくする
(原則26)原則は守れ、ただ縛られるな
(原則27)変化を恐れるな
(原則28)ハイテクを駆使して戦え
(原則29)ローテクに熟練しておけ
(原則30)外部から学べ

 

*米国6軍:陸軍・海軍・空軍・宇宙軍・海兵隊・沿岸警備隊

 

~ 夜は、臨機応変・当意即妙、小谷野でした ~

 

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