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- 笑う門には福来たる~42年ぶりの快挙~
小谷野です。
今週の朗報です。岡山県出身のプロゴルファー・ルーキー渋野日向子(20才)さんが
メジャー・トーナメントである全英オープン制覇のニュースです。
メジャー大会制覇は樋口久子さん以来42年ぶりの快挙です。
最終日において4パットのダブルボギーのあと7バーディは圧巻でした。
そして何よりも周囲の人を虜にしたのは、彼女の「笑顔」でした。
英国でもスマイルシンデレラとしてメディアに取り上げられ、
英国の大人子供達を魅了していました。
日本ツアーでも彼女の笑顔は有名でしたが、世界の大舞台でも変わらず、
笑顔でのファンサービスは突出していました。
ちなみに彼女が試合中にいつもほおばっていた魚肉を干したステック状のお菓子
「タラタラしてんじゃねーよ(よっちゃん食品工業)」や、
彼女の着ていたビームス・ゴルフのウェアは売り切れだそうです。
ところで、笑顔に関連した名言です。
・笑顔は人生の万能薬
・笑って損した者なし
・笑う顔に矢立たず
・笑いは百薬の長
・泣いて暮らすも一生 笑って暮らすも一生・・・
子供時代は毎日何十回も笑うのに、大人になると1日数回しか笑わないと言われます。
いつも眉間にしわを寄せて不機嫌な顔をしている人には、機嫌が悪くなることがよく起き、
笑顔が多い人には、人も情報も集まり明るいことが多いと言われます。
また、「笑顔」という言葉が入っている経営理念も会社を明るくしますね。
(医学的見地)
昔から笑いは健康に良いと言われますが、2019年6月25日、山形大学医学部が、
笑う頻度と死亡・病気のリスクを分析した調査結果を発表しました。
発表内容によると、滅多に笑わない人はよく笑う人に比べて死亡率が2倍、
また脳卒中など心血管疾患の発生率が高いそうです。
コホート研究(*)で、笑う頻度を4段階に分けて、2009-2015年の期間で、
40才以上2万人の健康診断データを収集して追跡調査したそうです。
病気になりやすい年齢や喫煙といった因子を統計的に補正しても、
死亡率に2倍の開きがあったそうです。
*コホート研究:ある要因を追跡、病気の発生や健康状態の変化などを観察して要因との関連を
明らかにしようとする研究
~ 「笑う門には長寿も来る」 小谷野でした ~