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- 隅田川花火~丁寧に時間をかける~
小谷野です。
猛暑お見舞い申し上げます。携帯の緊急メールに東京都から「外での活動は原則禁止」というメールが何度も届きます。
子供達の屋外での部活動も中止になっているようです。
ところで、先週末は東京の下町、夏の風物詩である隅田川の花火大会を20年ぶりに観賞しました。
江戸時代から続く丸玉屋一族の方と同じ親睦団体に所属しているご縁があり、花火応援となりました。
台風による強い風と、厚い雲が空を覆いましたが、花火は風がある方が爆発の煙が流れるのでキレイに見え、
都心の花火大会は安全規制により炸裂場所が低いので、厚い雲も影響がありませんでした。
日本の花火技術は、様々な色を出す火薬の種類も、火薬を詰め込む技術も
世界トップクラスと言われています。
職人さん達がコツコツ時間をかけて製作する花火は、丁寧に時間をかけた分だけ、
美しい華を夜空に咲かせることができるそうです。
人生でもどんな業界でも、コツコツ時間をかけて準備してきた人たちは
美しい華を咲かせることができるということでしょうか。
光、音、振動を直に感じた1時間半という時間は、日常を忘れ、
職人さんたちが作り上げた芸術の世界に浸ることができました。
「たぁまや―――」。
ときに、花火を見ている人々の思いは様々のようです。
・光と音で、底抜けにハイテンションな人
・ドカーンと一旗上げようと思う人
・一瞬で消えていく光を、はかないと感じる人
・酒に夢中で、あまり空を見上げない人
~ 不発の花火、小谷野でした ~