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- 日本の若者はすてたものではない~財団の報奨式典にて~
日本の若者への批判は厳しい。
飽食の時代、ゆとり教育世代で志がない、無気力、無関心、草食男子、
内向き、留学嫌い、・・・等々。
京都で、そんな批判とは対極の若者達に会ってきました。
私が役員を務めるある財団は、情報科学技術研究への報奨、
海外トップスクールの博士号取得を支援することを目的としています。
博士課程合格者には、授業料から生活費、語学研修までを支援します。
それらの報奨式典が京都であったのです。
海外のトップスクールのドクターコースの入学許可を得るのは極めて難しい。
それを突破した学生たちの言葉です。
「僕は、1を10や100にする研究に興味はない。0を1にする研究がしたいのです。」
「中学の時から日本よりも海外の学校、とりわけMIT(マサチューセッツ工科大学)で
研究したいと思っていた。」
「世界人脈を得るためには海外で学ぶ必要がある。」
この式典に集まった若者たちは、将来の日本(世界)のブレーンになりうる人材でした。
~ 醍醐寺はじめ名所のサクラは終わりかけでも、気持ちは満開、小谷野でした ~