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- 勝利への執念~歓喜は悲鳴にも~
小谷野です。
先週、日本のアメリカン・フットボールの頂上戦、ライスボールを東京ドームで観戦しました。
2年連続で関西学院×オービックの対戦です。
試合終了間近、関西学院はベンチも応援席も勝利の歓喜に包まれました。
リードしてのインターセプト・プレイで、5年ぶりに学生日本一奪回を「確信」したのです。
しかし、・・・残り10秒、その歓喜は悲鳴に変わりました。
僅か34秒間を守れなかったのです。
明らかに、勝利確信後のディフェンスは弱かった。
逆にオービックの最後の攻撃30秒にかけるすさまじい執念をひしと感じました。
これでオービックは公式戦36連勝です。
帰り際、ある記者会見を思い出しました。
国際大会でいつも2位だったアスリートがロンドンオリンピックで
初めて頂点に登ったときの記者会見です。
「僕はお土産(メダル確定)ができると気が抜けて、決勝戦ではいつも負けていました。
しかし、今ロンドン大会はすべての人に金メダルを宣言して自分を追い込むことができたので、
決勝戦でも気を抜く事なく頂点に登れました。」
力強い宣言では、谷亮子さんの言葉も印象的ですね。
「最高で金、最低でも金」頂点を極める以外の目標はないことが強く伝わります。