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- 感動と記憶のサービス業 ~花火大会にて~
小谷野です。
先週、板橋の花火大会を見る機会がありました。
腹に響く音とまばゆい閃光は、いつ見ても人の心を捉えます。
花火師さん、ボランティアさんに感謝です。
・花火は人生と同じ。一瞬でもよいので、きらめきを放って消えていきたい。
・花火はサービス業と同じ。形は残りませんが、記憶に残ります。
サービス業界の新人時代、完成直後の瀬戸大橋を見て、スゲー(下品で失礼)と思いました。
「これは、お父ちゃんが造ったんだ」と指さして子供に自慢できる、
建設業や製造業をうらやましく思いました。
しかしその後、サービス業も、人に感動を与え、記憶に残せる醍醐味のある仕事と気づきました。
ところで、花火の感動を目で見える形で残した人がいます。
山下清さんです。
はじめて、彼の「ちぎり絵」の花火作品をみた時、本物の花火と同じ感動を覚えました。
色紙をちぎって画用紙に貼り付けていく作品は、オリジナル性の高い独特の作風です。
ハンディキャップがあったなどと聞きますが、そのようなことは関係なく、
大きな感動を与える芸術家業にも賞賛です。