- HOME
- 代表 小谷野幹雄のブログ
- 少年少女の君に~挙国でエリート・アスリートを育成できるか~
小谷野です。
2020年東京オリンピック開催が決まりました。
連想されるのは、株式市場の右肩上がり、物価上昇、東京のインフラ改善、外国人労働者の流入、
金利上昇(金利スワップ締結の必要性)などなど・・・
しかし、経済の話は後日として、最近街で子供たちを見て思うことです。
2020年の東京オリンピックで主に活躍するのは、現在の小中学生かもしれません。
この少年少女らを、国・地方・団体・民間を合わせた挙国体制で、
エリート・アスリートに育成していけるのかが憂いです。
現在も、文部科学省のスポーツ立国戦略のもと、様々なプログラム、施設を保有していますが、
現在とはケタ違いの育成プログラムが必要でしょう。
英国は、アトランタ大会(1996年)では金メダル1個の国でしたが、
国を挙げた育成プログラムで昨年の自国ロンドン大会(2012)では金29個の世界第3位に躍進しました。
韓国の育成プログラムも卓越しています。
発掘から育成、引退後の支援までカバーする充実した内容です。
日本のプロゴルフのトーナメントで活躍している韓国選手は、
自国ナショナルチームの選抜(1軍)からもれた2軍選手だとの話はよく聞きます。賞金女王もそうでしたね。
しかし、学ぶべきモノは学ぶ必要があります。
合宿費、道具費用、遠征費用の支援は手厚く、通常の学業参加を優先する日本とは比べものにならないほど、
スポーツ合宿期間も長いのです。
私もスポーツ関連財団(http://www.unitedsportsfoundation.org)の役員を拝命しておりますので、
微力でも貢献できたらと思います。