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- スポーツ大国へ躍進~PD「CA」~
小谷野です。
ソチオリンピックで熱闘した日本選手団に感謝です。
国を代表するスポーツ選手の活躍は、国民に夢と感動、誇りをもたらし、国家ブランドまでをも形成します。
ところで、日本は国力・人口を勘案すると、夏冬ともメダル数が少ないと言われます。
メダル数は重要ではなく、参加して頑張っている姿が重要なのだと叱られそうですが、国の威信やブランド力、国民への影響、自国開催となると精神論ではすみません。
平成23年のスポーツ基本法改正後に公表された、スポーツ立国戦略の中の「世界で競い合うトップアスリートの育成・強化」ではメダルの数の記録更新目標が記載されていますが、取り組みはまだ揺籃期です。
東京オリンピックでの選手育成強化のための特別予算も決まりました。
今後は、計画(P)だけで無く、その後の進捗(C)を見守りたいと思います。
経営においても、計画を作るだけ、「やろう」との言葉だけで終わってしまうケースを多く見かけます。PDCA(*)でいう、「C」である進捗チェックと、「A」である達成のための改善行動がおろそかになりやすいのです。
2012年に自国開催した英国のトップアスリート育成は特筆に価します。
2004年アテネ大会ではメダル30個(金9個)で第10位でしたが、自国開催が決まった後の2008年北京大会ではメダル47個(金19)で世界第4位、2012ロンドン自国大会ではメダル65個(金29)で世界第3位まで躍進し、英国民に誇りと勇気を与えました。
(*)PDCA(Plan計画→Do実行→Check評価・進捗チェック→Act改善行動)