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- 前後裁断の集中力~プロゴルファー牧野裕氏を囲んで~
小谷野です。
メディアでお馴染みのプロゴルファー、牧野 裕氏の話を聞く機会がありました。
企業のマネジメントにも通じるお話がいくつもありました。
ゴルフはショットのミスを減らすスポーツですが、プロゴルファーのミスには、「小さな問題を大きく捉えてしまう」心のミスが多いと言っていました。
この「ミス」とは、調子(スイング)はそんなに悪くないのに、たまたま出た悪い結果に過剰に自分が不振だと思い込んで、本当に負のスパイラルに入り込んでしまうというものです。
これは、「巧いゴルファー」と「強いゴルファー」の違いでもあるそうです。
強い(勝てる)プロゴルファーは、プロセスに注力し、結果に意識を向けない傾向があるそうです。
いい意味での「鈍感力」を持っているのも共通点だそうです。
集中のためのキーワードは「前後裁(際)断」でした。
これは、過去の出来事に囚われず、かといって未来の事を思い悩むことなく、今この瞬間に集中するという意味です。
沢庵(たくあん)和尚の言葉とも言われています。記憶に残る言葉となりました。