代表 小谷野幹雄のブログ

2014年06月26日女性の就業率と出生率UP~専業主婦率2%のスウエーデン~

小谷野です。

 

東京都議会において、女性の社会進出、妊娠や出産に対する都の支援について質問していた女性議員へのセクハラ・ヤジ事件が世間を騒がせています。

 

国会中継でもよく見かける「ヤジ」は、一般的な会議では見かけませんが、政治家の会議では「花」とも呼ばれているようです。

 

このヤジ事件の顛末、批判はメディアに譲るとして、この議員さんが取り上げた女性の社会進出が進めば、日本経済は競争力と労働力を大きく向上できます。

 

それには、ヤジ事件の根っこである国民意識の改革が必要のようです。
「2012年度男女共同参画に関する世論調査(内閣府)」の中で、「夫は外で働き,妻は家庭を守るべきであるか」との調査に、賛成が51.6%(「賛成」12.9%+「どちらかといえば賛成」38.7%)だそうです。最近の統計数値とは思えません。ちなみに東京都の共働き率は48%に過ぎません。

 

ヤジ事件と同週の日経新聞で「スウェーデン専業主婦率2%の理由」を目にしました。
スウェーデンの国民意識の中では、女性が働かないという発想が無いそうです。
女性の社会進出率が高いにもかかわらず、一人の女性が生涯に産む子供の平均数(合計特殊出世率)は日本よりも3割以上も高いのです。

 

日本の年金制度とは違い、働かない主婦は年金支給が僅少であることに加えて、待機児童数ゼロに見られるような保育所の整備や労働法関連の育児応援制度が充実しているようです。

 

 

~  「ヤジは議会の花」??? 小谷野でした ~

 

 

20140626ブログ.jpg

PAGETOP

お問い合わせ