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- 起業失敗の原因[1]~営業社長は生き残る~
小谷野です。
IPO(株式の新規上場)市場が盛り上がり、アベノミクスの後押しもあり、起業する人たちが増えてきました。
日本の低い起業率が上がることは歓迎すべきことです。
起業で成功した話は他社本に譲るとして、長年沢山の起業家に関与してきた人間として、失敗の傾向を取り上げてみました。
必ずしも、失敗の直接原因でない場合もありますのでご留意ください。
1.自分の製品・サービス・アイデア・能力に自信満々、買い手目線の欠落、
モノを売る難しさが念頭になく、お決まりは「何故(why.why.why)売れないんだ!」
2.売上げがゼロ・僅少にもかかわらず管理部門を充実させる
・公開準備スタッフを捜している
・優秀な財務担当(CFO)を人材紹介会社に依頼する
・監査法人と契約をする
3.社長がいつも政治、マクロ経済を熱く語る
起業時は足下の営業状況が最大の関心事ですが、会う度に政治、国内外経済、為替・株式市場、
業界環境を雄弁に語ります。
ところで、一にも二にも営業、三四無くして五六七に営業、
と口癖だった社長さん、起業の事業とは「全く異なる事業」で成功していました。
~ 「For me」より「For you」 小谷野でした ~