代表 小谷野幹雄のブログ

2015年01月16日経営者の2015見通し~回復基調であるが円安深刻~

小谷野です。

年頭の挨拶回りで、多くの経営者の方々の経済見通しを聞く機会に恵まれました。

 

今2014年度は消費増税の反動が大きく、経済成長率はマイナスですが、来2015年度以降はプラスに転じる見通しが大勢でした。

 

しかし一方、円安が中小企業では深刻なダメージを与えていました。
円安は大企業製造業では大きなメリットですが、中小製造業や国内サービス業ではマイナスに働きます。
先物取引などを長年敬遠してきた経営者の方々が150円になるリスクがとれないと、リスクを限定したオプション取引の検討に入っているのも特徴的でした。

ところで、会計人が気にする指標で、黒字企業割合や、法人所得総額の推移、倒産件数があります。
黒字企業割合は2010年の過去最低の24.2%から2013年には27.7%へ、日本の法人所得総額も30兆円まで回復しています。
倒産件数は6年連続減少し、昨2014年は24年ぶりに1万件を下回りました。
アベノミクス以前から始まっている回復基調は脆くはなさそうです。

 

 

~ ゴルフが回復基調にない 小谷野でした ~
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