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- 疑うか、信じるか~新春歌舞伎~
小谷野です。
先週、ようやく新春歌舞伎に足を運ぶことができました。
演目「番町皿屋敷」は、殿様と相思相愛の腰元(侍女)が殿様の心変わりを「疑った」ことにより、殺されるストーリーです。
家宝の皿を割られるよりも「疑われた」ことを殿は恥じ、怒りに転じたのです。この物語の教訓は、疑うより信じよ、騙すより騙される方がよい・・・などでしょうが、ビジネスの現場では一筋縄ではいきません。
性善説ではなく性悪説で、様々なルール構築も必要とされます。
ところで、激動の幕末を生きた吉田松陰(NHK大河ドラマの主人公)の言葉です。
「人を信じ過ぎる欠点があったとしても、人を疑いすぎる欠点はないようにしたい」
さすが寅次郎。