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- スカイマーク会長の話~ついていないと感じる人~
小谷野です。
ビジネススクールの同窓である佐山展生さんの話を聞きました。
彼は現在、会社を取得して価値を上げて売却する、いわゆるバイアウト事業を行っています。
本年、スカイマークへ過半出資して再建に乗り出しました。
サヴィアン(M&A助言会社)時代に阪神と阪急を統合して以来のメディア露出でした。
ドラマチックに二転三転したスポンサー就任までの話や、スカイマークがどれだけ低運賃かの話は別の機会にして、彼が持っている人生や経営の格言の一部を紹介します。
・「枝葉の前に本質をつかむ」
最初から細かいことを気にするな。
・「トンネルと洞窟は違う」
トンネルは出口があるが洞窟は出口がないことが多い。その見極めが重要
この二つは、企業価値を上げるバイアウト事業では重要な感性です。
・「受動的能力」と「能動的能力」
大学受験までは、決められたことを決められた時間内できる「受動的能力」が試され、社会に出てからは、
自分で問題を見つけ解決する「能動的能力」が試される。
・「ついていると言う人と、ついていないと言う人」
「ついている」と言う人は、難しいことに挑戦して、できないかも知れないと思ったが達成したので幸運
(つき)を実感する。
「ついていない」と言う人
難しいことに挑戦していないので、できて当たり前ができないので不運を実感する。