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- 同族企業の繁栄~ドラッカーの言葉~
小谷野です。
先日、歌舞伎の襲名の話をしましたが、同族企業での名跡を守る承継の話です。
久しぶりにドラッカーの書籍を開いて目にとまった内容です。
ピーター・F・ドラッカーの書籍は米国のビジネススクール時代には指定教科書以外に何冊も読むことになった経営学のバイブルです。
以下、著書「実践する経営者」における、同族企業が繁栄を続ける原則です。
1.同族者でできの悪い者を働かせるな
ファミリーでない社員と同等の能力をもち、同等以上に働く者でない限り、会社で働かせてはならない。できの悪い者を働かせるなら、働きに来ないように金を渡したほうがよい。
2.経営陣に一族でないものを1人は起用せよ
経営陣の重要なポスト、及び専門能力が重要な意味をもつ財務、法律、開発のトップは一族以外がよい。
3.後継に関わる問題は利害関係の無い外部の人間にゆだねるべきである。
4.社会が必要とする同族会社になる
同族会社の継承が社会の利益と一致する