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- 統計のウソ~真実はどこに~
小谷野です。
参議院選挙が始まりました。
与党の政策パンフレットには、給与は3年連続で2%賃上げ、今世紀最も高い水準の賃上げを3年連続で実現した、とあります。
一方、野党のパンフレットには、実質賃金は下がっており、与党の経済政策は失敗したと記載があります。
米国作家ダレル・ハフ氏の『統計でウソをつく法』(BLUE BAKS)を久しぶりに手にしました。
統計は、誰がそういっているのか、複数ある調査方法の中でどの方法を採用したか、本来集計すべきデータを除外するなどで、真逆の結果にもなることを、半世紀以上前の本は警鐘しています。
真実の数値の集計でも、集計方法によって実態と離れたメッセージになるようです。
TV通販では、たくさん統計数値が出てきますね。96%の人が満足、99%の人に結果が出ました・・・。