- HOME
- 代表 小谷野幹雄のブログ
- 開かれた株主総会~さらば、しゃんしゃん総会~
小谷野です。今週は3月決算会社の株主総会が集中して開催されました。
日本でも「開かれた株主総会」が定着しつつあります。
かつては、株主総会で挙手して質問や意見を言うのは、会社を恫喝して裏でお金を要求する特殊株主(総会屋)でしたが、現在は一般の小口個人株主が質問や意見を言うことが当たり前になってきました。
今年目立ったのは、「経営陣と創業家の対立」、「業績不振経営者の再任に反対する機関(プロ)株主」、会社が起こした事件を追求する個人株主の姿は、いつも通りでしょうか。
珍しく、一般の小口個人株主で総会屋と見間違える発言をする人もいました。
総会屋は、がなり声をだす、会社法などの条文番号をやたらに口にする、些末な質問を長時間する、などが特徴です。
拡大された議長権限を有効に使わないと不条理な質問に膨大な時間を費やすことになります。かつて総会屋との対決となったソニーの12.5時間総会は有名ですね。