- HOME
- 代表 小谷野幹雄のブログ
- 人手不足アンケート ~在宅ワーカーの活用~
小谷野です。
人手不足が深刻であると連日報道されていますので、無作為に500名の経営者・会社役員の方々にアンケートを取ってみました。
次のリンク先ををクリックして、回答項目や図表をご覧ください。
小谷野税理士法人調べ【アンケート調査:人手不足 2024.7】
また、このアンケート結果は、自由にリンクを張ってお使いください。
https://www.koyano-cpa.gr.jp/archives/news/16368
Q1:現在人手不足を感じていますか?
A:少し驚きの回答結果でした。
経営に関わる方々が人手不足、と回答すると思いましたが、人手不足と感じていない方が半数近くもありました。
失業率や求人倍率から人手不足は本当と思われますが、テレビや新聞では、深刻な業界を連日取り上げているので、少し誇張して世間に伝わっているのかもしれません。
Q2:人手不足の原因は何だと思いますか?
A:労働の環境や労働条件の問題に加えて、ひとつの企業に就職して、定年まで正社員として働く従来のワークスタイルが大きく変化したことの影響も大きいと経営者は感じているようです。
Q3:人手不足に対してどのような対策を講じていますか?
A:政府が企業に賃金上昇の圧力をかけていることもあり、雇用条件の見直しや勤務環境の改善が主な対策となっています。
また、大きく増加した在宅ワーカーや、副業者の増加などを受けて、外部リソースの活用は、今後とも増加傾向が続くと思われます。
Q4:これまでに講じた対策の効果はどの程度ありましたか?
A:多くの会社が同時に同じような対策を講じていることもあり、効果がなかったとする回答が半数以上となりました。
Q5:新規採用においてどのようなチャンネルを利用していますか?
A:予想通り、WEBの採用サイトの利用が一番多く、次いで人材紹介会社の活用と続きましたが、社内リファラルが予想以上に大きいと感じました。
リファラルとは、社員の友人や知人を紹介してもらう採用方法で、採用コストの削減、内定率の向上、入社後の定着率の向上に役立つといわれます。
紹介した社員への報奨制度も構築したいものです。
Q6:採用活動での主な課題は何ですか?
A:応募者数を増やすこと、応募者の質を上げること、は普遍的な課題ですが、採用プロセスの長期化、内定辞退を減らすことを課題と考えている方が多いようです。
Q7:今後1年間の人手不足について、そのように予測していますか?
A:6割以上の方が1年間では変わらないと予測しています。
人手不足が報道される一方で、在宅ワーカーは逆に仕事が不足していると聞きます。
育児、介護、病気などの事情で、オフィスに行って働くことができない方々や本業以外に副業として請負形態で在宅ワークをする人が増えているようです。
当事務所でも、ホームページに公開するコンテンツ制作等は、現在35名の在宅ワーカーの方々にお手伝いいただいています。
~ハイスペックな在宅ワーカー多し、小谷野でした~