代表 小谷野幹雄のブログ

2023年11月02日東京美術館散歩 ~芸術の秋、真盛り~

小谷野です。

秋の東京の美術館は興味深い企画展が開催されています。

今回は2つの企画展の紹介です。

 

 

(ゴッホと静物画-伝統から革新へ)

新宿のSOMPO美術館はゴッホのヒマワリを所有していることで世界的に有名ですが、現在、「ゴッホと静物画」展を開催しています。(~2024年1月21日)

17世紀から20世紀までの静物画の流れの中での、ゴッホの位置づけを行っている展覧会です。

 

フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)は37年の生涯でしたが、その中でも絵を描いたのは僅か10年間でした。

ゴッホが特徴的な筆遣い・色遣いの作品を描いたのは、オランダからフランスに出て亡くなるまでの僅か5年間で、その期間の作品が後世において大きな評価を受けました。

モデルに支払うお金がなかったので静物画が多いといわれています。

 

 

(キュビズム展-美の革命)

上野の国立西洋美術館では キュビズムを正面から取り上げた展覧会を50年ぶりに開催しています。(~2024年1月28日)

20世紀初頭に、パブロ・ピカソとジョルジュ・ブラックの2人が生んだのがキュビズム(立方体)と言われています。

写真が急速に発達していく時代に、絵画の価値や表現すべきものを悩み考え生まれたのがキュビズムと言われます。

パリのポンピドゥーセンターから沢山の作品が来日しています。

そのうち50点以上が日本初出品とのことです。

 

 

~いかなる創造活動も、はじめは破壊活動だ!(ピカソ)、小谷野でした~

 

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