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- 売上2億円の会社を10億円する方法 ~ロングセラー本が新装版に~
小谷野です。
18年間のロングセラー本が、新装版となりました。
『売上2億円の会社を10億円にする方法』(ダイヤモンド社 五十棲剛史著2023.7.4)です。
業種業態を問わず、売上高が2億円を超えると成長が止まる企業が多く、売上3億円の壁を突破するには、それまでとは異なる企業の基本設計図が必要と説かれています。
2億円企業の特徴は、社長がマーケティングをすべて行っているような会社で、社長の人脈で仕事をとっているような会社です。
10億円企業では、社長が現場を離れ、社長能力の30%程度の社員が仕事を作り、現場を回せる仕組みがある。
理念が会社をまとめ、顧客を惹きつけているとあります。
(筆者メッセージの要旨)
1. 業種業態を問わず、売上が2億円を超えると、成長が止まる企業が多い。
2. 10億円の規模にするには経営者は考え方を大きく変える必要がある。
3. 社長は営業現場から手を引く。
4. 営業ノウハウ、必殺トークは見える化する。
企業理念や商談でよく聞かれる質問と回答を記した商談ツールである「アプローチブック」を作る。
5. 社員には指示ではなく、コーチングスタイルの問いかけによる指導をする。
「自分で考えて、行動して、結果を出す」導きが重要である。
6. 社長は社員教育、ビジネスモデルを考える時間を作る。
7. 採用は経営の重大業務
売上の1%を採用コストに投じることも必要。
8.社員評価はスキルや職能ではなく、企業理念や行動指針を軸に行う。
会社がどうなりたいかを明確に示すことによって、社員を動かす。
~中小企業経営のバイブル、小谷野でした~