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- 戦国最初の天下人 ~飯盛城の三好長慶~
小谷野です。
今年のNHK大河ドラマ「どうする家康」では、織田信長の天下平定に向かっていますが、この戦国時代に、信長や秀吉の前に天下人がいたのは、あまり知られていません。
戦国最初の天下人とも言われるのが、「三好長慶(みよしながよし)」です。
1560年頃の全盛期には、今の京都、大阪、奈良近畿一帯を治め、当時、実質の天下人と言われていました。
三好長慶は、畿内・阿波国の戦国大名でしたが、細川政権を崩壊させ、室町幕府将軍足利義晴、義輝を放逐して三好政権を確立し、畿内の支配者として君臨していました。
現在の大阪府大東市、飯盛山に築城された飯盛城(続日本100名城)は、東京タワーの頂上とほぼ同じ高さにあり、大阪湾から明石海峡まで近畿一帯を見下ろすことができます。
山城には珍しく、生活をする居城でもあったようです。
この戦国最初の天下人といわれる「三好長慶」(昨年生誕500年)を、大河ドラマの主人公にする活動も盛んに行われているようです。
~城巡りで知らない歴史に出会う、小谷野でした~