代表　小谷野幹雄のブログ

小谷野です。

全国旅行支援は3月で終了予定ですが、4月以降も継続する自治体もあるようです。

春休みが近づいてきたので旅行シリーズ、沖縄に近い鹿児島県奄美大島の紹介です。

NHK大河ドラマ「西郷どん」のシーンにもありましたが、西郷隆盛が3年間島流しされたのが奄美大島で、妻愛加那との間に2人の子どもも生まれました。

（黒糖焼酎）

奄美群島が戦後、日本復帰にあたり制定された酒税法の特例通達が現在も生きており、奄美群島「のみ」が黒糖焼酎を作ることができます。

原料のサトウキビの甘いイメージがありますが糖分はゼロで、芳醇な風味です。

30の蔵元しかなく、内地では多くの種類の黒糖焼酎の入手は難しいようです。

特徴ある３種を味わいましたが、それぞれ逸物でした。

（世界自然遺産）

2021年に「奄美大島・徳之島、沖縄北部及び西表島」は、世界自然遺産に登録されました。

優れた自然美は言うまでもなく、生態系、生物の多様性にも特徴があります。

添付写真は島の北東部の海岸線にあるハートロックで、当日も結婚式用のビデオ撮りをしているカップルがいました。

（大島紬）

「大島紬」は、フランスの「ゴブラン織」、イランの「ペルシャ絨毯」と並んで世界3大織物といわれます。

泥と絹糸から生まれる織物です。

織る前に染める先染めですから、手間暇かかる手織りで、日本が誇る絹織物です。

（天才画家　田中一村）

田中一村は、日本のアンリー・ルソー、ゴーギャンなどとも言われます。

50歳から奄美大島に移住し、亜熱帯の植物や鳥を描き、奄美の自然を愛し、独自の世界観を作り上げました。

その生涯は2006年には映画化され、「アダン」として公開されました。

島の奄美パークにある田中一村記念美術館は80点を随時展示しています。

その他、毒蛇ハブ酒は滋養強壮、ゴルフ場では強力な高麗芝グリーンの洗礼を受けます。

～奄美のフルーツ「たんかん（柑橘類）」も絶品、小谷野でした～

（黒糖焼酎のラベルが田中一村の絵）

（田中一村記念美術館）