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- 師走の東京散歩 ~東博の国宝が全公開~
小谷野です。
1.東京国立博物館(~12.18会期延長中)
上野の東京国立博物館(通称:とうはく)では、創立150周年イベント「国宝 東京国立博物館のすべて」が開催中です。
我が国には美術工芸品の国宝は902点ありますが、その約1割に当たる89点を東京国立博物館が所蔵しています。
その国宝全作品を公開(入替制)するビッグイベントです。
国宝は、厳しいルール(公開のための移動回数は年2回以内、公開日数は延べ60日以内、劣化の危険性が高い作品は30日以内、照明は絵画が100ルクス以内等々)を守って公開されますので、一度にこれだけの数を見ることができるのは非常に希なことです。
1.国立西洋美術館(~2023.1.22)
世界遺産としての大改修工事を今年終えた国立西洋美術館ですが、現在「ピカソとその時代」として、ベルリン国立ベルクグリューン美術館展が開催されています。
ピカソだけでなく、マティス、クレー、ジャコメッティといった20世紀の巨匠たちの作品が来日しています。
1.歌舞伎座(~12.26)
11月と12月はコロナで2年以上延期された、13代目市川團十郎と8代目市川新之助の襲名披露公演が行われています。
新之助君は「毛抜」、ぼたん(團十郎の娘)ちゃんも登場しての「團十郎娘」で踊りを披露しています。
乳癌で早逝した小林麻央さんの忘れ形見2人が、舞台で活躍しています。
夜の演目「助六」での板東玉三郎の揚巻は、衣装も本人の存在感も圧巻で、尾上菊之助演じる白玉と並んで座る2人の花魁姿は、誰もが目を凝らす舞台でした。
~東博で「未来の国宝」と銘打った展示もあり、小谷野でした~