代表　小谷野幹雄のブログ

小谷野です。

兵庫県朝来(あさご)市にある「竹田城」は、城好き、写真好き、登山好きな人に人気のスポットです。

秋に見られる雲の上に浮かぶ城は、「天空の城」「日本のマチュピチュ(＊)」ともいわれ、幻想的です。

雲海の城は、昼と夜の寒暖差が15度以上で一定の湿気がある日の夜明けに見ることができます。

雲海に浮かぶ竹田城を見るには、城を見下ろせる立雲峡を日の出前の暗いうちから登るのが一般的です。

竹田城の歴史的な戦略的意義ですが、室町時代における山名と赤松の衝突、戦国時代における毛利と信長の衝突の舞台になり、江戸時代に入り一国一城令により廃城になるまで、播磨統治のための重要な拠点であったようです。

見事な石垣が広範囲に残り、天空に巨大なスペースがある竹田城は、映画やTVドラマなどにも使われ「天と地と」「軍師官兵衛」「天地明察」「あなたへ」など、竹田城を撮影地として名作が誕生しています。

(＊)マチュピチュ：南米ペルーのアンデス山脈にある標高2450mの尾根に位置する、インカ帝国の遺跡

～天空海闊（些細なことに拘らない大らか）の気分、小谷野でした～