代表 小谷野幹雄のブログ

2022年06月30日東京上野の美術館展 ~アートで猛暑から逃避~

小谷野です。

 

6月から気温40度超と、危険な暑さが続いています。

今回は室内で楽しめる東京上野の美術館における企画展の紹介です。

 

 

<東京都美術館「スコットランド国立美術館 美の巨匠たち」(~7/3)>

 

スコットランド・エジンバラより、ルネサンス期から19世紀後半までの西洋絵画の巨匠の作品が来日しています。

ラファエロ、グレコ、ルーベンス、ベラスケス、ルノワール等と西洋絵画の美術史をたどることができます。

余談ですが、美しい街並みが世界遺産に登録されているエジンバラは、ゴルファーの聖地セント・アンドリュースオールドコースはじめ、全英オープンが開催される数々の名門ゴルフ場を訪問する時の拠点になります。

 

 

 

<国立西洋美術館「自然と人のダイアローグ」(~9/11)>

 

同じく上野の森にある国立西洋美術館では、ドイツのフォルクヴァング美術館との共同企画展が開催されており、ゴッホ、モネなど、こちらも巨匠の作品ばかりです。

常設展では、あらためて松方コレクション(*)の質の高さ、量の多さを認識できます。

 

国立西洋美術館は、1年半の長期にわたる閉鎖が終了し、本年世界遺産としてリニューアルオープンとなりました。

この美術館が世界文化遺産に登録された理由は、「ル・コルビュジエ」が設計した建物であるからです。正面広場にあった緑の庭は撤去され、1959年完成当時の姿に戻される工事が行われました。

 

 

(*)川崎汽船の創業者一族である松方幸次郎のコレクションを展示するためにル・コルビュジエの設計によって国立西洋美術館が建設されました。

欧州で2000点以上保管されていたコレクションの多くは戦争で焼失、紛失、没収されましたが、フランスが敵国資産として差し押さえていた400超の作品は、収蔵する美術館を設立することを条件に日本に返却されました。

 

上野以外でも、東京乃木坂の国立新美術館では、「ルートヴィッヒ美術館展(~9.26)」

において、ドイツ・ケルンからピカソ、アンディウォーホールなど20世紀から現代までの152点も来日しています。

 

 

~Art is an escape from heat、小谷野でした~

 

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