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- 観光魅力度ランキング ~日本が初めて世界1位~
小谷野です。
先週6月10日から外国人観光客の受け入れが2年ぶりに再開されました。
先月末、スイスの民間研究期間である世界経済フォーラムが発表した旅行・観光開発指数(*)2021ランキングで、日本は初めて世界1位となりました。
(*)Travel & Tourism Development Index:
2年に1度、世界117の国と地域を112項目にわたり総合的に評価し、ランキングを発表しています。
2021年のランキング:「1位日本/2位アメリカ/3位スペイン/4位フランス/5位ドイツ/6位スイス/7位オーストラリア/8位イギリス/9位シンガポール/10位イタリア…」
以下は、評価項目ランキングの一部です。
鉄道サービスの正確さ1位/公共交通機関の本数1位
殺人の発生率の低さ2位/モバイルの普及率2位
航空サービスの値段3位/大型競技場の数3位
世界無形文化財数4位/文化・娯楽観光に関する検索数4位
アクセスの良さ5位/世界文化遺産数9位
逆に低評価の項目、
気候変動への対応107位/ビザの要件104位/…
交通インフラの高評価は、時間の正確性、オリンピック開催による外国語の案内板表示の増加、国内格安航空券増加などが寄与したようです。そういえば、わずか数分の電車遅延で、謝罪アナウンスが車内に流れるのに外国人はよく驚いています。
環境の持続性、SDGsの分野では改善余地ありとの評価です。
外国人観光客数は、2019年の約3200万人から2021年に約25万人まで落ち込みました。
この観光魅力度ランキング1位発表と、四半世紀ぶりの円安水準、入国規制の緩和が更に進むことで、来日観光客が大きく戻ることが期待されます。
~日本国民もLOOK JAPAN、小谷野でした~