今週末は第50回衆議院総選挙の投開票日ですね。
「なぜ日本は「先進国の中で投票率が低い」のか」
という一節がありました。
2016年のOECDの報告書によると、
国政選挙の投票率は、加盟国平均が約66%であるのに対し、
日本は、スイスなどに続きワースト3位の約52%とのこと。
投票率が低いと次の理由により改革が起きにくいとのこと。
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どの国でも、補助金等を受ける既得権者が20%程度いて、
その人たちは政権与党に投票をするだろう。
投票率が50%だとすると過半数をとるのに25%超で良い。
既得権者層がすでに20%いるため、
残り5%を獲得できれば政権を維持できる。
一方、新人は25%とる必要があり、その差は5倍である。
これでは新人の参入意欲がわかないだろう。
もしも投票率が80%になれば過半数には40%が必要。
そのために与党は追加で20%を獲得せねばならない。
一方、新人は40%とる必要があるが、差は2倍に収まる。
そうなると「頑張ってみよう」という新人が現れるかも。
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なるほどと思い、今更ながら各政党の政権を
分かり易く解説しているものはないかと探したところ、
「選挙ドットコム」というサイトに辿りつきました。
このサイトの「投票マッチング」というページでは、
20の質問に答えると、自分に合った政党を教えてくれます。
こういうサイトや運営会社があると、投票率が向上して、
世の中が良くなっていくのかもしれませんね。