お休みをいただいた日に限って、方々からの連絡が多いような気がするのはどうしてでしょうね。
普段は仕事している最中なので気に留めないものが、休みの日にはほかのことをしてるからですかね。
さて、タイトルのとおり「千客万来」という言葉がありますね、、。
冒頭の話では到底、千客万来な感はありませんでしたけれども。
「千」のお客様が「万」も来るわけですよね。なんですかこれ、地獄じゃないですか。
さすがに一日じゃ無理。
というか、千件の来客が延べ一万回あるのか、それともそれぞれ一万回ずつあるのか、、。
いや、そんなこと考えているなら仕事してください、といったところなのだとは思いますが。
せんきゃく-ばんらい【千客万来】
<意味>多くの客が入れ替わりひっきりなしに来て絶え間がないこと。
店などが繁盛していたり来客が頻繁にあったりするときに用いる。
▽「千」「万」は数の多いことを示す。
あー、なるほど。数が多いことを表すために千やら万やらと、、。
実際の数ではなく単純な物量の問題みたいですね、当たり前といえば当たり前ですが。
そう考えてみると、ほかにもたくさんありますよね、千やら万やら。
せんさ-ばんべつ【千差万別】
<意味>さまざまに異なって同じでないこと。
▽「千」「万」は数の多いことを示す。
「差別」は区別・違いの意味。
せんぺん-ばんか【千変万化】
<意味>局面や状況などがさまざまに変化してきわまることがないこと。
▽「千」「万」は数量の多いことを表す。
「変化」が千も万も起こるという意味。
せんしん-ばんく【千辛万苦】
<意味>さまざまな苦労や困難をしていくこと。また、そうした苦しみ。
▽「千」「万」は数の多いことを示す。
「辛苦」が千も万もあるという意。
やはり、数が多いことのたとえとして千やら万やら、ということなんですね。
というか、なんですか「千辛万苦」、、、本気の地獄じゃないですか。
不思議なもんで「辛苦」は千やら万やらあるのに「幸福」は千も万もないんですね。
「千幸万福」、、、あってもよさそうなものですが。
ふくとく-えんまん【福徳円満】
<意味>幸福や財産に恵まれ、満ち足りているさま。
▽「福徳」は幸福と利益の意。「円満」は満ち足りているさま。
こうやってみると、幸福は満たされるものなんですね。
物量が多いとかそういうレベルの話ではなく、充足というか。
なんだかちょっと納得してしまいましたね、もう少しぐいぐい切り込めるかと思いました。
ではまた。
参考:三省堂「新明解四字熟語辞典」