先日実家に帰り、父親と久しぶりにゆっくり話をしました。
私の父は、私が生まれた直後に祖父が亡くなったため、
勤めていた会社を辞めて、兄たちと一緒に稼業を継ぎました。
以来38年が経ちます。
最近、その勤めていた会社の先輩が尋ねて見えて38年ぶりに再会し、
昔話などで盛り上がったと切り出しました。
聞くと、その方の息子さんも会計士で、O監査法人に入所したと。
合格年次は私より3年くらい前だと。お前の知り合いではないかと。
普通は、その手の話は、だいたい縁もゆかりもない赤の他人であると
相場が決まっています。そう思って聞き流してたんですが、
名前を聞くとMさんという方だと。へぇ。
それはなんと、専門学校時代の超優秀な受験生仲間で、
早々に合格してしまったため縁遠くなりながら、以後今年まで17年間、
年賀状のやりとりでお付き合いが何故か続いていたMさんのお父上でした。
早速Mさんにメールをし、Mさんはお父上に電話して確認がとれました。
17年ぶりに判明した不思議なご縁。
私が生まれたときに、お祝いも頂いてたそうです。
私にも、3歳になる長女に続き、今年次女が生まれました。
この子達も将来、私が今お世話になっている方のお子さんと何処かで
知り合ったりするのかもしれません。
たまの親子の会話、人と人との繋がりの、
面白さ、大切さを感じた出来事でありました。