『気持ちの整理。いったい「気持ち」というのはラベルを貼って、ファイリングして、きれいに片づけられるようなものなんだろうか。
整理などしなくても、ほんの一分でもじっと思い巡らせばこうなった経緯がだいたい見えてくる。
平凡な言い方をすれば「すれ違い」というやつだ。自分たちは見ているものが違ったのだ。』
朝比奈あすか著「憧れの女の子」より。
申告業務など私たちの一般的な業務は、俗に過去会計などと表現されます。すでに終わっている事実をまとめていくわけですから、別に責められる謂れはありません。
いや、実際誰にも責められてなんかいません。
それにやたらとこだわっている人たちがいることは事実ですが。
他意はありません、基本的には。
節目は節目。区切りは区切り。
そうやってどこかのタイミングで、自分のそれまでをまとめておく必要があるのだということです。むしろお金の出入りがどうとか、そういうのは目に見えやすいのでまとめるのは難しいことではありません。
気持ちの整理に比べたら容易い、の一言に尽きます。
というわけで、確定申告期です。
あ、違いましたね、こう言いましょう。
確定申告、はじめました。
ではまた。