『脳の中で記憶に大きく関わっているのは「海馬」である。諸説があるがこの部分はタツノオトシゴに似ているため「海馬」とよばれている。
大きなストレスで海馬が萎縮する事がある。いわゆる外傷後ストレス障害というやつだ。
この場合、その時の経験を忘れてしまう事がある。
だが本当に忘れてしまうのであろうか。実際はストレスホルモンのコルチゾールによって、最初から記憶が形成されなかった可能性もある。
その場合、ふとしたきっかけで思い出す事などありえない。最初っから無かった記憶なのであるから。
だとしたらこう言えるかもしれない。激しい精神的ショックを受けて失った経験をタツノオトシゴはおもいだせない。』
すかぢ著『えびてん』より。
さて、正月ボケもそこそこに業界的には繁忙期に突入です。
年末のあれこれもそうですが、だいたい年に一時期しかやらないような業務は、たいていの場合一年の間に忘れます。
笑い事ではないです。。。けれど、やってくうちに思い出します。
でも、これってけっこう重要なことです。一度ある程度理解しないと忘れることはできません。
更にこれを思い出していく過程で、新しい知識や規定を吸収していきます。
素晴らしいではないですか。
自己を肯定していく勇気が肝心です。
ではまた。