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2014年08月19日 / 投稿者:Hasegawa 宇宙人にも見せたい景色

夏休みに3泊4日で青森に行ってきました。
宿と新幹線とねぶたの観覧チケットだけを手配して、後は現地で行き当たりばったりの旅。

最終日、八戸発の帰りの新幹線の出発時刻まで残りわずか、強い雨が降りだす中、行くべきか行かぬべきか、レンタルしたトヨタヴィッツの車中での奥さんとのディスカッションの末、強行して辿り着いたのが「種差(たねさし)海岸」。

着く間際に奇跡的に雨が止み、陽が差してきました!
そこで目に飛び込んできたのは、波打ち際まで広がる天然の芝生、岩場向こうに臨む太平洋、空を飛び回る無数のうみねこ達。まさに風光明媚!
現地滞在時間はわずかに20分程度でしたが、訪れてほんとによかった。

この名所、宮沢賢治の作品に登場するのはガイドブックで見かけ知っていましたが、ネットで検索すると歴史小説家の司馬遼太郎も「街道をゆく」で、その景観を次のような表現で絶賛しているのだそうですよ。

曰く「どこかの天体から人がきて地球の美しさを教えてやらねばならないはめになったとき、一番にこの種差海岸に案内してやろうとおもったりした。」と。

少し大げさにも感じますが、確かに絶景で気持ちのいいところでした。
そして何故かほとんど観光客もいないのでした。地球を代表する眺めなのに。

それほど有名でないけれど隠れた名所がいくつも日本には未だ未だあるのでしょうか。
次は何処に行こうか。早くも休みが待ち遠しいです。

お読み頂きありがとうございました。

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