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2011年10月17日 / 投稿者:Yamaguchi 読書の秋

最初に言いたいのですが、私は、ほとんどの作家先生を尊敬しています。

特に、自分では考えつかない(あらかたそうなのですが・・・)ストーリーを
生み出す方は、もうね。神です。

その中でも、社会人数年目の時に嵌って、
今でも、疲れた時にふと目を通す本は、
小野不由美さんの十二国記シリーズです。

妖魔や神仙がいて、王が統治する12の国の物語です。
王や王に遣える神獣の苦悩や、民の幸せについて各国様々に語られます。

その中でいろいろ心に残る言葉がありました。
これがストーリーの中で問いかけられるので、どっぷり世界に入っている若かりし私には、ずっしりと心に響いたのです。

「辛いことがあると偉いのか?辛いことがあって辛抱してると偉いのか?俺なら辛くないようにするけどな…」

「他者に頭を下げさせて、それで己の地位を確認しなければ安心できない者のことなど、私は知らない。」

「気持ちよく不幸に浸ってるやつに、同情するやつなんかいないよ。」

「責任を果たさずに手に入るものなんか、ねえんだよ。あったとしたら、それは何か間違ってる。間違ったことを盾にとっても、誰も認めちゃくれねえんだ。

ただ、これは、ファンタジーなので、好き嫌いがでますね。

最初は、私も、少女コミックの延長かと、躊躇しましたし・・・

しかしながら、過去、2名の同僚に、私のTHE読んでみてみて攻撃をかましてみたところ、絶賛してくれました。

意外にもその同僚は、メンズです。

十年の時を経て読み続けてますが、
これが大作で未だに作品は完成していません。

続編待ってます。
じらし作戦の罠に長い間完全に陥ってます・・・・・まいった。

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