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2011年04月24日 いざ築地へ

1ヶ月前に知人と飲んでいた時に、

「東京に来てから、まだ築地に行ったことがない」というので、

GW前の週末に築地に寿司を食べにいく約束をしました。

さて、当日の朝。

朝から風雨が強くて、とても外出するような気分にはなれません。

よっぽど延期しようと思ったものの、「週末に寿司を食べる」ということで

平日の仕事のモチベーションを高めていたこともあり、その気持ちを

捨て去ることもできず、決死の覚悟で築地に向かいました。

いざ築地に着いてみると、やはり人通りがまばらでした。

地震と原発事故の影響なのか、以前はたくさん見かけた外国人は1人もいません。

ただし、あまりの風雨の強さに靴や服までも濡れて、テンションが下がっていきます。

しかし、ここでピーンとひらめきました。

「いつもは店の前に行列ができて、1時間待ちは覚悟しなければいけない某人気店も

今日ぐらいはさすがに空いているのでは・・・」

と、さっそく、そのお店に向かいます。

このひらめきは大正解。何と待たずにのれんをくぐれました。

1階はさすがに満席だったものの、傘をたたんで地下1階に降りてみると、

カウンター10人ぐらいの席に、先客はたったの1組だけ。

席に座ると、カウンター越しにベテランの板前さんが(専属で!)立ってくれます。

「おまかせ握り」を注文し、すかさず「すきっ腹」に、冷えた生ビールを注入。

鰹、アイナメ、あじ、北寄貝、穴子、金目鯛・・・と握りは続きます。

白身のアイナメは、さっとすだちがふってあり、岩塩をつけて食べます。

板前さんがこちらの食事のスピードにあわせて、一貫ずつ丁寧に握ってくれるのが

なんとも心地よいし、巻物以外のネタは、味付けがされており(いい仕事してます!!)、

「しょうゆ」をつけずに頂くことができます。

その後、あなご、うに、たまご、巻物、あぶりトロ・・・。

最後の一貫は好きなネタを注文できるということなので、「中トロ」を注文。

「岩のりとあさりのみそ汁」でフィニッシュです。

いやー、これからは雨の日になると築地に行きたくなりそうです。

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