以前、瀬戸内国際芸術祭2010のことを書きましたが、先月、遅めの夏休みを取り行ってきました。
実家のある香川県を中心に開催されているのですが、実家に5日間帰っているうち、3日間を瀬戸内国際芸術祭2010に使いました。実際には小豆島等には行けず、もう少し日数が欲しかったです。
1日目は、豊島(てしま)に行きました。僕は生まれも育ちも香川県なのですが、豊島には初めてでした。
自然が多くて、良い感じでした。ちなみに3日間で一番気に入ったのはスー・ペドレーさんの作品である『ハーモニカ』でした。
写真は左から、スー・ペドレーさん、戸髙千世子さん、森万里子さんの作品です。
2日目は、以前から有名なのでご存じの方もおられるかと思いますが、直島(なおしま)に行きました。直島には小学生の時に1度だけ行ったことがありますが、まったく違った感じになっていました。
1日では足りない感じでした。地中美術館とか南寺は整理券が必要で、入いるのに時間がかかります。この島は芸術祭とは関係なく、普段から美術館とかはあるので、今度時間があればゆっくり行ってみたいと思います。
写真は左から、草間彌生さん、大竹伸朗さん、杉本博司さんの作品です。
3日目は、まず、女木島(めぎじま)に行きました。女木島には小学生の時に何度か行ったことがあります。
芸術作品以外にも、洞窟もあり、高台からの眺めが良く実家のある高松も見ることができ、良かったです。
写真は左から、木村崇人さん、禿鷹墳上さんの作品、福武ハウスです。
最後は、男木島(おぎじま)に行きました。男木島に行くのは今回が初めてでした。
この島は、作品が多くて、街に作品が溶け込んでいる感じで良かったです。
写真は左上から、井村隆さん、谷口智子さん、中西中井さん、川島猛さん、ジャウメ・プレンサさん、大岩オスカールさんの作品です。先日、火災が発生し、大岩オスカールさんの作品は全焼し、井村隆さんの作品の一部も焼けてしまったそうで残念です。
開催は今月末までですが、予想の2倍くらいの人が訪れているみたいであり、行ける方はぜひ行ってもらいたいと思います。
芸術作品や自然に触れて豊かな気持ちになりました。既に次のプロジェクトが始まっており、数年後に開催される時にはぜひまた行きたいと思い、香川県人として香川県の良さを感じた國村の3日間でした。