先日、友人Aから『ババロア食べたい。』と“ふわっ”と言われ・・
『私もババロアが食べたい気がする~!!』とその気になり、街に買い物に出かけました。
しかし、ババロアって意外と店頭に並んでないのです。
そこで、’A’に『世の中的に、ババロアって、そっとムースに名前変えてない??』と問うてみたところ、’A’も『そうだそうだ。』と即合意。だってぇ。
●ムースはどの洋菓子店にも並んでいるにもかかわらず、ババロアはみあたらないんだもん。
●考えてみれば、ババロアの語感って、何か耳障りが悪いんだもん。ババって・・・ババロって・・・・全部あわせてババロアってぇ・・・・・・・
●なんだったら、ムースババロアってお菓子を聞いたことがある気がするもん。
斯くしてババロア=ムース説はAと私の間で確立されました。
‘A’との間では、郷愁感を醸し出すときは”ババロア”、もし東京の方と食する機会があれば必ず”ムース”を使用するということで一件落着・・・・・・のはずでした。
そんなある日、次のような真実がみえてきました。
ババロアはムースに似ているが、材料や調理法などが異なるまったく別の食品である。ムースは素材を滑らかなペーストになるまで泡立て、自然に固めたものであるが、ババロアは固めるにあたってゼラチンを多用するのだ(出典 wiki) そうな・・・
共感する友人を一人見つけただけで、うっかり真実を見失うところでした。
そういえば、Aは、そもそも食に対するこだわりはほぼゼロの奴だった。奴が、ババロア=ムースに合意した時、さらに何にも考えていなかったような。そうだった。山口うるさいからやっつけでうなずいておくか 的な雰囲気だった気がする・・・
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皆様。ババロアとムースは別物です。
P.S ここ1ヶ月で、何度“ババロア”という単語を発したことか。生涯使用回数の9割を使い果たしました。