年々、暑さが増しているような気がしますね。
気象庁の「日本の平均気温」のページを見ると、日本の平均気温は様々な変動を繰り返しつつも上昇しており、2020年の日本の平均気温の基準値は1898年の統計開始以降、2019年を上回り最も高い値となったそうです。
このような気温の中、マスクをつけて行動するだけで熱中症のリスクは高まります。
外出中もこまめに休憩をとり、塩分や水分をしっかり摂ることを意識したいですね。
とはいえ、真夏の外出時の熱中症については、皆様気にかけていらっしゃることと思います。
熱中症は従来、高温環境下での労働や運動により多く発生していましたが、
ヒートアイランド現象や地球温暖化の影響で、発生場所の約3割が住宅内となりました。
東京消防庁によると、令和元年6月1日から9月30日の4か月間の東京消防庁管内での住宅等居住場所での熱中症発生人数は2,267人で、全体の40.2%だったそうです。
コロナ禍で外出自粛・テレワーク等をされている方も多いと思います。
つい勿体ないからと冷房をつけずに頑張ってしまう方もいらっしゃると思いますが、
熱中症は体調不良に気が付いてからでは遅いこともありますので、
室内で過ごす場合も水分補給を行い、しっかりと空調機器をつけることをお勧めします。
ちなみに、エアコン等の冷房機器は、シーリングファンやサーキュレーター等、
家の中の空気を動かせる機器と併用すると効果が上がります。
梅雨も明け、急に暑くなりなかなか体が追い付かないですが、
夏ならではのかき氷やアイス、スイカなど(食べ物ばかり)楽しみもたくさんあります。
体調に気を付けながら、これからの季節も楽しんでいきましょう!