趣味の話しをひとつ。
節分の夜といえば、歌舞伎の世界での「三人吉三(さんにん きちさ)」、
お嬢吉三の有名なせりふが頭に浮かびます。
「月も朧(おぼろ)に 白魚の、篝(かがり)も霞(かす)む、 春の空・・・」。
江戸文化が成熟し頽廃した世相の中で生まれた世話物作品です。
先月は国立劇場で中村福助がいい色をだしていました。
節分はいわば大晦日、本年すこし出遅れた人も、明日からが新年度です。
邪気を祓うための豆(魔滅)まき、恵方巻き頬張って、お多福(身近な家族?)の顔を
拝むのも忘れないように。
~ 年の数だけの豆をたべられない 小谷野でした ~