代表 小谷野幹雄のブログ

2012年07月20日LIBOR不正の行方~絶対と信じたもの~

小谷野です。

 

驚きました。金融の根幹情報である、LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)が

嘘だったとのことです。

事業の借入金利も、資産の運用利回りも全てがLIBORに連動しているといっても

過言ではありません。

 

不正の内容が具体的になれば、関与した銀行のみならず英国中央銀行まで巻き込んだ、

天文学的数値の損害賠償訴訟が提起されるでしょう。

デリバティブ運用をしていた私どもの関与先からは、いつ、だれを、どのように

訴えたらよいかの相談が既に始まっています。

今回の教訓は、「絶対と信じていたものや、疑問を感じたことがない前提条件が、

誤りであることもある」でしょう。

 

様々な分野でのバイブルといわれるものの再点検も必要です。
 

~ バイブルを探すことからはじめた小谷野でした ~

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