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- 勝利の確信は当てにならない~九十九里をもって半ばとす~
小谷野です。
先週末、アメリカンフットボールの試合を観戦しました。
高校の関東リーグ東京都大会での出来事です。
6点リードの息子のチームは、残り時間1分35秒で攻撃権を得ました。
アメフトの特徴ですが、露骨に時間消化のプレイに入ります。
攻めて前進しながら時間を消化するのはリスクなので、後ろ後ろへと下がり時間を稼ぎます。
当然4回の攻撃で攻撃権キープのための10ヤードゲインできませんから最後はパントで
大きく敵陣地内に蹴り込み、次の相手の攻撃点を下げる作戦です。
結果は大きく後退した挙げ句、最後のパントを失敗し、
相手に同点となるタッチダウンを許してしまいました。
勝利を確信してから逃げに入ったときの「弱さ」は際だっていました。
タイブレークで勝ちましたが、「勝って兜の緒を締めよ」ですね。
仕事の現場でも、「もう大丈夫」という感覚は、当てにならないことが多い。