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- 祝!ノーベル物理学賞~隠れた名大学の存在~
小谷野です。
日本人のノーベル物理学賞受賞、Japan Cool!ですね。
理系のノーベル賞の受賞理由はいつも難しいのですが、今回は原理も社会への貢献度合も分かりやすいものでした。
光の三原色のひとつ、青色のLED発明と実用化でした。
私のお国自慢ではありませんが、隠れた名大学である名大(洒落ではなく名古屋大学の地元での通称はメイダイです)の存在を忘れてはなりません。地元志向が強い地域で、入学に必要な学力偏差値を大きく超えていても、あえて地元名古屋大学に進学する人も少なくありません。
今回の青色発光ダイオードの実現は、赤崎博士が名古屋大学工学部教授時代、
学部院生だった天野現教授との研究により成し遂げた物です。
また、先の2008年のノーベル物理学賞の小林・益川理論の両氏も名古屋生まれの名古屋大学出身です。
同年の化学賞の下村博士、2001化学賞の野依博士も名古屋大学研究室出身です。
21世紀に入っての日本人ノーベル賞受賞者13人のうち約半数の6名が、名大在籍、出身者なのです。
しかし、名古屋大学の世界評価は高くありません。Times Higher Educationの世界の大学ランキング(2014/10/1発表)では、名古屋大学は200位以下となっています。