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- 変化の演出~大衆心理の賢愚は~
小谷野です。
次期米国大統領は、消去法によりクリントン氏が大方の予想でしたが、未知数の異端児トランプ氏に決まりました。
選挙は、「変化」を期待させる過剰なまでの演出が重要のようです。
クリントン氏はファーストレディ時代から四半世紀もメディアに露出し、既存の政治家のレッテルを剥がせず、国民は変化を期待できなかったようです。
今年7月に英国で行われた、EU離脱の国民投票を思い出しました。
残留派有利の前評判から一転、離脱派勝利の結果。
本当に勝ってしまった離脱派が、投票後慌てていたのを思い出します。
大衆心理は一般的に、変化に期待をする、特定の時流に流される、劣勢側を応援する等々の特徴が挙げられますが、今回の判断の賢愚はこれからの4年間で結論が出ます。
ところで、総得票数も得票率もクリントン氏が上回っていたそうです。
多くの米国民が文盲だった時代にできた選挙人制度は理解しにくいです。