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- 文化庁芸術祭 ~芸術の秋~
小谷野です。
毎年10月に行われる文化庁芸術祭が始まりました。
昭和21年から始まった芸術祭は今年で78回目になります。
オープニングとして、東京初台にある新国立劇場での秋篠宮皇嗣同妃両殿下のオペラ観戦がTVで放映されていました。
(オペラ)
芸術祭のオープニングのオペラは「修道女アンジェリカ」(プッチーニ作曲)です。
イタリアの富裕層に生まれたアンジェリカは不貞の愛で子供を設けた罪で修道院に送られました。
数年後、希望の星であった息子の死を聞いて、伯母から強要された相続放棄書類に署名をし、みずから命を絶って息子の元へ昇天していくという、イタリアの歌劇です。
(歌舞伎)
今月10月、現在の皇居前にある国立劇場が57年の歴史に一旦幕を閉じ、2029年に建て替え再開場となります。
さよなら特別公演は昨年9月から始まりましたが、今月が最後です。
その最後を飾るのが、菊五郎劇団による、通し狂言「妹背山婦女庭訓」です。
尾上菊五郎(81歳)さんの体調不全が続いて休場であったのが残念ですが、今をときめく息子の菊之助、美しい女形中村米吉、中村時蔵等々人気役者が出演しています。
余談ですが、菊五郎の娘、寺島しのぶさんが、この10月の歌舞伎座本公演に出演しています。
大人の女性が歌舞伎座舞台に立つのは極めて珍しい事です。
今年の文化庁芸術際公演一覧は、以下リンク先から確認できます。
https://www.bunka.go.jp/seisaku/geijutsubunka/jutenshien/geijutsusai/r05/pdf/93937601_03.pdf
~二代目国立劇場を一日千秋の思いで待つ、小谷野でした~